はぁー居酒屋が恋しい・・でもコロナ恐い・・
という事で介護職(男性)が日々感じた事を話す略して介男話です。
40歳にもなると寝る前とかにジワーンと身体の訳の解らん所が痛む事がたまにあって、
そんな時に「これはもしや大病の前兆か!?」なんて考えてしまって自分の死までイメージしてしまい
漫然とした不安を抱えてしまう事があります。
これを書いている昨日の夜が正にそうでした。
先日、ある男性利用者のビデオ面会に立ち会った。
相手は奥様(妻)で繋がった瞬間奥様は夫の元気な姿を見て喜ばれたが、男性利用者は
奥様の元気な姿をみてさみしそうにした。
一緒に居られないのが自分の身体のせいだと考えているから、元気な奥様をみると
申し訳ない気持ちになったのだと思う。
「元気そうで良かった」と笑顔で話す奥様に「早よ死にたい」と答えた。
一瞬アッと思いフォローしなくちゃと思ったら画面の向こうの奥様が表情一つ変えず
笑顔のままで「誰でも1回死ぬ。そんなにせかんでもええ、100までいっしょや」と言った。
男性利用者は「そうか、100まで長いな~」と少し笑った・・。
この夫婦にとっての「一緒」とは物理的な事ではもはやないのだろう。
僕ごときのヒヨっ子がフォローする必要は全くなかったのだ。
僕は自分の死をイメージする時、ドラマみたいに僕は病院のベットに横になり、
嫁と娘が泣いているという状況なのだが。もしもそんな状況になった時、
「これまでありがとう。これからもずっと一緒だよ」と言えるようになりたいなと2人を見て思った。
今日は嫁さんにやさしくしようと思う(たぶん)