介男話10。マスクこもごも。

「母の日」はカーネーション、「父の日」はビール飲み放題、という風習作ってください。

と言う事で介護職(男性)が日々感じた事を書く、略して介男話です。

コロナウィルスにより生活の様々な所に変化が生じている。その中に1つに「マスクの着用」がある。

認知症の高齢者と接する時、それが例え何百回目であったとしても、毎回「初めまして」といった感じの方は

割と多い。そんな時、僕達介護職は「あなたの事良く知ってますよ」「あなたへの害意はありませんよ」といっ

た解りやすいサイン=「笑顔」を見せる。

これがマスクの着用によって半分隠れてしまうのだ。こんなもん、おいしいキムチがあるのに、ご飯炊くのを

忘れたみたいなもんだ(ちょっと違うか)

そこでいつもよりホホを上にあげ、目じりをいつもより下げ、見えている部分をフル活用して笑顔になるのだが、

それをくり返していると汗をかいている事もあり、マスクの内側の繊維がモロモロになり、唇と鼻の間の空間で

チロチロと動き、なんだか鼻毛がでているような感じがしてとっても不快なのです。

そこで休日に嫁さんへその事を話し、ツルツルした素材のマスクを買いに行く事を告げると、

嫁「いや、アンタ毎日 鼻毛でているし」

いや ぜったい 出てませんし!!

というか、もしそうなら

都度言って!!

そこは身内として!!毎日ってなに!!

と言う事で心のオアシス利用者になぐさめてもらいに行く。

image

どっちでもええやん・・・。

いや、良く見て!!出てないから!!

早くマスクをしなくても良い日が来て欲しい、、。

息苦しいし、暑いし、鼻のあたりがチロチロなって気持ち悪い(あっ!!何もでてませんよ!!)