今飼っている猫の名前は「バジル」ですが、次に猫を飼 うときは名前を「バジオウ」か「場時圭介」にしようと決 めている行事委員の叶です。 8月のお誕生日会が行われました。 「お祝いされたことないけどええんかな」 と、謙虚なことを言っておられたTさんは、張り切ってろ うそくの火を吹き消し「楽しかった」と言って下さり、101 歳になられたNさんは去年と変わらずお元気で、園長からの プレゼントにお礼を言ってくださいました(^^)/ 今月はショートをご利用中の方も2名誕生月の方がいらっ しゃいましたので一緒にお祝いもさせて頂きました。 8月のお誕生月の方、本当におめでとうございます。当日 お祝いの歌を一緒に歌ってくださった参加者の利用者さんも ありがとうございました(^^)/ |
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夏祭り
ことわざの中で、「猫も杓子も」という言葉が一番好き
な行事委員の叶です。
利用者の皆さんが楽しみにしている夏祭りが今年も開催
されました♪コロナ禍の中今年もご家族様の参加は見合わせ
て頂きましたが、その分利用者さんに楽しんで頂こうと職員
みんなで協力し、3日間「わなげ」や「ボーリング」や「魚
釣り」でゲームを楽しんで頂き、夏祭りにちなんだ食事や、
シャーベットで食事を楽しんで頂き、最終日の盆踊りで踊
りを楽しんで頂きました♪♪
楽しかった夏祭りを一部ではありますが紹介します(^^)/
夏祭りのお知らせのお神輿巡回と気合十分な利用者さん♪
全部投げ入れてみせるわ!
焼きそばのいい香りが会場に~
みんな魚釣っているけど、職員を釣り上げたSさん
ボーリングで素敵な商品GET♪沢山ありすぎで迷うわ~♡
デザート美味しい♡
盆踊り♪利用者Iさんの圧巻のダンスパフォーマンスに利用
者さん大盛り上がり
楽しかった~♪♪また来年♡♡
「手をどけたらセンサーで止まる」
介護職(男性)が日々感じた事を話す、略して「介男話」です。
今回も委員会で配布したコラムを掲載します。
ひまつぶしにどうぞ♡
委員会が始まるまでの暇つぶしコラム |
『手をどけたらセンサーで止まる』
人はなぜ働かなければいけないのか?
この問いに多くの人が
「生きる為には食べなくてはならない、
食べる為にはお金を稼がなくてはならない、
お金を稼ぐ為には働かなくてはならない」
と答えるだろう。
つまり、お金を稼ぐ為に働く。
「仕事=金」という事だ。
ではなぜビルゲイツは働いているのか?
メッシは試合に出続け、
道場六三郎は料理を作り続けていたのか?
ボランティアで働く人だっている。
(ここから僕の片寄った思考が続きます、あしからず♡)
さっきの答えの「◯◯てはならない」という
退屈で窮屈な部分こそが「生活する」という事ではないだろうか。
つまり、本質的に生活とはなんともつまらない物なのだ。
仕事には当然その対価としてお金をもらうという意味があり
「仕事=金」は1つの側面ではあるだろう。
でも決してそれだけではない。
さっきのビルゲイツ等の大富豪や
ボランティアやNPOで働き、
働いた報酬が「お金」としては少ない人も働き続けている。
彼らは「働いた結果であるお金」よりも
「働き」そのものに「何か」を得ているのだ。
つまり「仕事=金+何か」なのだ。
そしてこの「何か」とは
・人から必要とされる
・人から愛される
・人に褒められる
・人に感謝される
の4つのどれか(もしくは全て)だと思う。
人や社会とのつながりと表現する人も居るが、
それも突き詰めたらこの4つに含まれると思う。
退屈で窮屈な生活を送る上で働かなければならない状態でも、
仕事をすればこの4つのどれかが必ず得られ、
生活に彩りが生まれるのだ。
以前Hさんという利用者がいた。
髪が腰の辺りまである長髪で、
シルエットが「くまのプーさん」みたいで
いつもニコニコしているチャーミングな女性だった。
とても愛嬌があり、ご飯を配っても
おしぼりを渡してもトイレ誘導をしても、
何をしても笑顔で「ほんにありがとねぇー」と
返してくれるから職員からとても人気があった。
そんなHさんも月日と共に認知症が進行し、
オムツを外したり盗食をしたり、
危険認知が行えず車椅子から立ち上がったり、
さらに、円背が強く介助を行いづらく、
介護負担がかなり必要となった。
表情は別人のように常に険しく、
介助中職員の手を叩いたり罵声を言われたり、
とにかく「大変な利用者の1人」となった。
Hさんを変えたのは認知症という病気だ。
皆そんな事は「理解」している。
でも介護職員だって人間だ。
行った仕事に対しての返しが
険しい表情や罵声だったりすると
「理解」だけでは「納得」が出来ない時もある。
綺麗事のようだが、
Hさんは「ほんにありがとねぇー」と
言えなくなっただけなのだ。
これは自分でトイレに行けなくなった事と
同じレベルだと思う。
Hさんは介護を必要とし、
それは本人やHさんの幸せを願って死んだ両親、
Hさんが命よりも大切にしてきた子供達からは感謝される事で、
人から称賛される愛すべきサービスを提供しているのだ。
だから当時職員のO君がバシバシ叩かれながらも
「すぐ終わるから…」と汗を流しながら
オムツ交換をしている姿は、規模と解り易さが違うだけで、
メッシのスーパーゴールと同じベクトルなんだと思う。
O君と2人でHさんが何とか立てる位の頃、
トイレ介助をしていて、失便されていたので
保清の為ウォシュレットをした瞬間、
すごい勢いで立ち上がり逃げ出した!!
僕は必死にHさんを捕まえ
「火事場のバカ力ってあるんだな」なんて思っていたら
「介男さーん、水を止めてくださーい!」と
O君がビューッと出続けるウォシュレットの水を
ビショビショになりながら両手で必死に押さえていて、
その姿は、ビルゲイツの記者会見よりも輝き、
そしておもしろかった。
おしまい
盆法要
毎年、お盆には欠かさず、父「正信」と猫「ピーコ」の お墓参りに行く行事委員の叶です。 梅林園の盆法要が行われました。コロナ禍の中一堂に会 する事が難しく、お坊さん不在のまま去年は行いましたが 、巡回にて園内を回って下さるという事で、今年はお坊さ んをお招きして、利用者の皆さんにお焼香をして貰いまし た。 お坊さんの説法の中で「和顔愛語(わげんあいご)」と いう素敵な言葉が出てきました。 穏やかな顔と思いやりの言葉で人に接すると言う意味との 事で、利用者の皆様もうなずかれたり、自分のノートに書 き写したりで耳を傾かれていました。 まだまだ、コロナには注意をしなくてはいけませんが、 盆法要をみなさんで行うことが出来て良かったです。 |
令和4年7月誕生日会
「納得できない他オムニバス」
介護職(男性)が日々感じた事を話す、略して「介男話」です。
もう、すっかりおなじみの(そうなのか?)委員会で配布したコラム紹介。
今回は心理学用語の説明をしつつ、オムニバス形式で書いてみました。
ひまつぶしにどうぞ♡
委員会が始まるまでの暇つぶしコラム |
『納得出来ない』
「ちょっと!父ちゃんに見てもらった宿題、間違えてる所あったよ!!」
何!?そんなハズはない!小学生の算数でしょ?
間違えてる訳がない、ドコ?見せて!!
“タカシ君は300円持っています。お店で120円のパンを買いました。
おつりはいくらでしょう。” 答え80円 ×
なんでやねん!!80円でしょ!!
120円の物を買うのに300円出す!?
200円出しておつりを80円受け取るでしょ!
というか10円玉30枚もってたらおつりはないよ!!
先生はこの80円という解答を見て、
そのパラドックスに気が付いて丸にするべきだ。
納得出来ない。
『ベイカーベイカーパラドックス』
これは父ちゃん間違ってないで。
先生が間違えてる!えーっと先生の名前なんだっけ…
あのホラッ、ヌーッとした大学生みたいな…
ロン毛で…ホラ…えーっと、、、
というように、周辺の事は憶えているのに
肝心な名前が出て来ない時ってありますよね。
こういうのを「ベイカーベイカーパラドックス」と言います。
ベイカー(パン屋)という事は思い出せるのに、
ベイカーという名前が出て来ないというジョークみたいな事に由来しています。
人は視覚から得る情報量が多いから、こういう事が起こるそうです。
あぁ◯◯先生だ!!
「違うよそれは去年の担任の先生!
もうとっくに変わってるよ!!」
そうか、あの先生去年か…
早えーなぁ…
「父ちゃんいきなりしんみりすんジャネー!!」
『ジャネーの法則』
歳を取ると月日が経つのが早く感じますよね。
そりゃそうですよ。だって50歳の人間にとって
1年は50分の1程だけど、5歳児にとっては
5分の1に相当する訳で、つまり、
5歳児の1年は50歳の10年な訳ですから、
5歳児が1日過ぎると50歳は10日過ぎているのです。
あくまでも主観的に記憶される月日の経過に対する事だけど、
こういうのを「ジャネーの法則」と言います。
「いつまで遊んでるの!!300-120でしょ!!
サッサとして家の事手伝って!!」
嫁の怒りの声が家中にエコーした…
『エコーチェンバー現象』
いやいやちょっと僕の話を聞いてくれ…
「アラ本当、問題おかしいわね」…でしょ!!
「じゃぁ先生が間違ってるんだね」
「先生間違い…」
という様に、閉鎖的空間内でコミュニケーションを
くり返す事によって特定の信念等が増幅してしまう事を
「エコーチェンバー現象」と言います。
ネットの掲示板とかに同じ考えの人が集まって
書き込みしている内に「この考えこそ正義だ」
みたいになっていく現象で、同じ職種で転職した時、
以前の所でしていた事と比較してしまって、
以前の所のやり方が正しいと思ってしまうのも、
エコーチェンバー現象な訳です。
『納得してしまった』
「じゃぁ宿題終わったんなら家の事手伝って!!洗濯物たたんで!」
「ママ、ちょっと待って、それはおかしいよ。
父ちゃんは外に出て働いてお金をもらってくるのが仕事でしょ。
私は学校に行って勉強してくるのが仕事。
ママは家で家事をするのが仕事でしょ。
ママは私の学校に行って勉強する仕事を手伝ってくれないのに、
なんで私はママの仕事を手伝うの?これはおかしいよ」
…うん、このヘリクツ具合は完全に僕の子供だ。
小学校の頃、国語のテストで
「文章を読んでこの作者の考えを書きなさい」という問題に、
「毎日一緒に暮らしている母親の考えも解らないのに、
この文章だけでその人の考えが解る訳がない」と
解答した事を思い出した…
「父ちゃん!!ウンチとおしっこ一緒に出せない!!
どっちもしたい時一緒に出そうとしても、
絶対に先にウンチが出てその後おしっこが出る!!新発見!!」
…うん、こっち(次女)も僕の子だね…ハハハ…納得…
「ダニング・クルーガー効果」にならない様に気を付けよ…
~この後、嫁さんの怒りが爆発したのは言うまでもなかった~
(おしまい)
暑さを吹っ飛ばせ!!!
「残42」
介護職(男性)が日々感じた事を話す、略して「介男話」です。
今回も委員会で配布したコラムなんですが、
3年前位のコラムなので、当時は「残42」ですが、
もう「残30」位ですし、それもコロナがあって不透明です。
ひまつぶしにどうぞ♡
委員会が始まるまでの暇つぶしコラム |
『残42』
僕の母は千葉、姉は東京、妹は埼玉、
そして父は北海道でそれぞれ暮らしているので、
日頃会う事が殆どなく、盆、正月と年1回の
家族旅行の3回は必ず会おうと決めている。
両親は決して夫婦仲が悪い訳ではなく、
父は道楽で1人北海道で暮らしているのだが、
今回はそんな父の話。
父は…というかどこもそうだと思いますが、
孫に会うと「しばらく見ない間に大きくなったな-」
と毎回言う。そんな父に僕も思う事がある。
それは、会う度に父が「じじい」になっているのだ。
ちょっと大きめの皿を取る時、
手がプルプル震えているのを見て
「じじいになったなー」と思う。
おもちゃの電池を交換しようとして
全身全霊で蓋を開けようとしていて「じじいになったなー」と思う。
「漏れるー」とか言ってトイレに行っているのに
ドアの向こうからは「チョロロ…チョロロ…」と音がしてきて
「じじいになったなー」と思う。
「デコ(母の意)と2人から始まった家族が今や12人になった…」
と顔をクシャクシャにして泣いているのを見て
「じじいになったなー」と思う。
とにかく、めったに会わない分、
いたる所で父のじじい化を感じるのだ。
といっても昨年「古希」の祝をした年齢な訳で、
江戸時代ならとっくに死んでいる年齢な訳ですから無理もない。
そんな正真正銘、立派にじじいになった父を見て思う。
仮に85歳まで生きるとして残り14年、
年に3回会うから42回…
普通にしていたら後42回しかじじい…
あ、父に会わない事になる。たった42回だ。
これはさすがに「まいる」がたまる。
(解説:「僕のまいる気持ちが増えていく」と
「北海道から来る父のマイルがたまる」をかけた
高度なギャグである。)
父は2年位前に軽い脳梗塞で倒れた事があり、
医者から運動と水分と減酒を言われた為、
姉が父に万歩計を渡し、毎日歩数を家族のグループラインで報告する
ってしてたのだが、1日1万~1万5千歩位しか歩いておらず、
ある日珍しく4万歩以上の日があり「頑張ったね」なんて返信したら
「今日は頑張ってすすきのまで歩きました(^^)」って返ってきて
「酒飲みに行っとるやないかーい」と
家族全員でつっこんだりしています。
“親不行をしないけど親孝行もしない”というモットーで
反抗期も1週間で終わらせた僕にとって父は、
子供の頃に遊んだ記憶が殆どなく、朝早く仕事に行き、
夜遅く帰ってくるという思い出しかない。
でも、僕の仕事に対する向き合い方は父の影響を受けており、
父が何の為にそんな生活を送っていたのかが解るようになると、
僕ら子供達と接する事が出来なかった父が、子育ても終わり、
仕事も一線を退いた今、孫にたくさん食べて欲しくて
手をプルプルさせながら皿を持っていたり、
孫に良い所を見せようと必至におもちゃの電池交換をしていたり、
トイレを我慢してまで孫の話に耳を傾けたり、
そんな時間を過ごせる事を喜び、
顔をクシャクシャにして泣いている姿を見ると、
子供の頃の自分に対する少しの後悔と、
これから先、もっともっとこんな時間を増やしたいし、
ずっとずっと健康でいて欲しいと心から思う。
「健康である」という事は本人の為だけでなく
「健康であってほしい」という本人以外の家族や友人等、
たくさんの人の為でもあると思う。
普段の生活が見えず離れて生活しているとより強くそう思うのだろう。
今日面会に来られたご家族様はあと何回、
その利用者に会えるのだろうか?
僕らが取り組む「健康管理」はそういった事も含めて行われるべきで、
手洗いを行う事でさえ計り知れない物を守る事となるのだろう。
ちなみに母は父が中村雅俊と同い年である事から、
事あるごとに2人を比較して「こんな時、雅俊なら…」とか言うんだけど、
お母さん、使い古したストッキングに玉ねぎ入れてベランダに吊るすの止めて。
そんな事、雅俊ならしないから…
おしまい♡
七夕会
七夕準備
体位変換と端座位の正しい意味を最近やっと理解で
きた行事委員の叶です。
7月7日に向け、職員が取りに行った竹に、ご家族様
が送って下さった短冊を、それぞれのフロアーに飾
りつけしました。家族様の想いの詰まった短冊に、
利用者の皆さん
「嬉しいわ」と見入っておられました。
お孫さんからの
「おばあちゃんのいつも元気なニコニコ笑顔が見ら
れます様にみんなで応援しています」
や
「コロナが収まっておばあちゃんとおかしを食べな
がらおしゃべりできます様に」
や
「ドラゴンボールの悟空になりたい」
というほっこりする短冊や
「100歳目指して元気で楽しく過ごしてね」
「おかんが健康であります様に」
という息子さん、娘さんからの短冊、なんと100枚
以上園に届いております。沢山のご協力ありがとうご
ざいました。
皆さんの願い事が叶います様に(^^)/